ひょんなことから私の地元、栃木県足利市を、
「足利ロンゴーランド」
として、ブランディングすることになりました。
詳細につきましては、同ホームページをご覧いただきたいですが、要するに今までの観光戦略では、足利市に人は呼べないのです。
そこで私は、足利市が「日本一」と胸を張って誇れる、日本最古の足利学校と孔子廟を全面に押し出すことで、
「日本一の歴史と論語のまち・足利ロンゴーランド」
という、インターネット上のバーチャル自治体を創り出したのです。
論語といえば、2500年以上の歴史を持つ、世界最古の学問。
足利市に来れば、その最強の「学びコンテンツ」を受けることができる、となれば、全国の論語ファンは必ず注目しますよね。
しかも、今まで制定されてなかったのが不思議なくらいなのですが、6月5日を「論語の日」と制定します。
この日に合わせて、足利学校の周辺で大きなイベントをすれば、間違いなく東京のメディアが取材に来て、全国放送されることになりますよね。
これが要するに、私流の「地域活性化」ならぬ「特別化」なのです。
と、ここまで考えたところ、さらにアイデアが止めどなくあふれてきました。
足利市は、群馬・栃木の県境に位置しており、森高千里の歌にも登場する「渡良瀬川」が流れています。
この渡良瀬川流域には、伊勢崎・桐生・みどり・太田・館林・足利・佐野の7市があり、これを「両毛7市」と総称しています。
この両毛7市が提携して、なんか事業をやって、地域活性化を図ろうという試みが、行政主導で行われているわけです。
(一例:「両毛地域市民号」運行)
行政が主導でやることですから、とうぜん市民は蚊帳の外で、そんなことが起こっていることさえ知りません。
これを私は、何とかしたいと思うのです。
足利市を「足利ロンゴーランド」として再生させ、市民がインターネットを通じて大きく育てていく。
この手法を、他の6市にも応用できるはずだし、そうすれば両毛7市エリア全域が、日本中から注目もされるでしょう。
そこで私が考えたのが、
「両毛レインボウ」
というネーミングです。
つまり、伊勢崎から佐野までの7市を虹の7色に見立て、それぞれの特徴や個性をトータルでブランディングさせていきたいのです。
たとえば足利市は、日本最古の「学び」のまちなので、孔子をイメージしたご当地キャラで、特徴は「物知り」とか「知恵袋」みたいな存在。イメージカラーは藍色か紫。
そして太田市は、「日本一子育てしやすいまち」太田ドンリュータウン(群馬県の人なら全員、意味が分かります)とネーミングし、子どもを抱いたイクメンをキャラにします。イメージカラーは青。
さらに館林市は、夏になると気温が40℃を超え「日本最高気温」を記録するほどのまちなので、
「日本一ホットなまち・たてばヤシの実タウン」
というネーミングで、8月4日の「たてばヤシの日」にはご当地スイーツの「たてばヤシの実アイス」を販売します。
このヤシの実を、キャラにするのですから、イメージカラーは赤ですね。
と、このように、それぞれの「キャラ」を決めて、ゆるキャラを作れば、そこから多くの関連商品も生まれますよね。
私がイメージしているのは、東京メトロが展開しているご当地ツイーツ、
「東京メトロレインボウ」です。
こういうのをやられると、私たちはつい「コンプリート」したくなっちゃいますよね。
と、このアイデアも、足利市を通じて他の各市に提案していきたいと思います。
※本企画書における企画・アイデア・ネーミングなどのコンテンツは、六本木辰也に属します。無断使用・転用・転載を禁じます。 2012/11/06 (c) 六本木辰也
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