ファミレスなどの施設によっては、わざわざキッズルームの隣に「悪臭所(喫煙所)」を設置しているところもあります。
子どもに悪臭がうつるので、移動してほしいですね。
「完全禁煙 今年度中に」…子供が利用する施設
今年2月に策定された「やまがた受動喫煙防止宣言」について、目標の達成状況などを管理する実行委員会が3日、山形市の県庁で開かれた。実行委では、学校など子供が利用する施設で、今年度中に敷地内禁煙の完全実施を目標にすることが確認された。宣言では当初、2017年度までの完全実施が目標とされていたが、2年間前倒しされる形となった。
実行委は、県医師会や県内の宿泊業組合などの25人で構成され、効果的な分煙方法などについて協議している。
この日の会合では、幼稚園や保育園、学校といった子供が利用する施設や、病院については、今年度中に敷地内禁煙の実施率100%を達成することが目標に掲げられた。
県が14、15年度に実施した調査によると、これら施設での敷地内禁煙の実施率は、幼稚園82・9%、保育園95・2%、学校97・3%、病院64・7%となっている。
また、16年度中には、美術館など公共性の高い施設でも、敷地内または建物内の完全禁煙を目指すことになり、当初の目標よりも1年間前倒しすることとなった。このほか、県内の事業所や飲食店など843施設から、禁煙や分煙を目指す宣言が提出されたことも報告された。