24時間でタバコをやめる!
「ニコチン・アンインストール」が、J-WAVEの人気番組「JAM THE WORLD」で放送されました。
(番組の詳細)
2日目(2013年5月28日)の放送内容はこちら。
「日本で全面禁煙化が進まない理由。」
(『ニコチンアンインストール バイブル』著者 六本木辰也さん)
もともと、タバコは江戸時代に外国から日本に入ってきて
その時は、キセルに詰めて吸っていたわけですが
これを、日露戦争のお金がなくなったので、税金としてやるために専売公社をつくったんです。
つまり最初からタバコはお金を儲けるためにあって、そのままの法律の流れで来ているんです。
昔は収入の1割がタバコ税だったと言われているので、かなり貴重な財源だったわけです。
それが、専売公社が民営化の流れでJTになって、その時にタバコ事業法という法律で守っちゃったわけです。
今までの利権を温存する方向に行ってしまったので、
それが、日本のタバコの禁煙が遅れている一番の理由だと思いますね。
財務省というところが、JTの株を3分の1以上持っているというそういう法律があるんです。
世界的に見て、先進国で財務省がタバコの法律を握っているのは日本だけ。
普通は厚生労働省とか環境省とかがタバコのことをやっているので
他の国は、箱にノドの手術をした人のえげつない写真が載っていたりするんですが
日本は財務省がそれを握っているので、要はしかとですよね。
タバコ事業法は、条文を読むと分かりますが、日本のタバコ産業・・・
1次産業、2次産業、3次産業ってあるじゃないですが、
1次産業がタバコ農家、2次産業はタバコ製造=JT、3次産業は小売店、これは全部財務省の管轄なんですね。
それを円滑に発展するための法律なんです。そして、税収・税金を安定的に徴収するための法律なんです。
そこを読むと、国民の健康ということはひと言も書いていないんです。
つまり、タバコはとにかく税金を取るためにあると日本の法律が定義しているんです。