わたしはもう18年も喫煙していました。
初めはいじめのストレスから逃れるため。
この時はセブンスター。
はい、父上のをくすねておりました。
高校を出てからは、音楽と芝居とをやっていて、カッコよく見られたいから吸っていた。
ちなみに、V系ロックバンドのボーカルやってました(笑)
あの頃は今の半分くらいしか体重なかったからね。
hideさんがever freeのPVで煙草を指に挟んだままスタンドマイクで歌ってるでしょ?
あれに憧れて、おんなじことを赤いマルボロでやってた。
だって、ロッカーって言ったら赤マルでしょ?
それからは習慣になってて、何も考えないで吸っていた。
30過ぎてからは「女らしく」とか思ってノアールとかルーシア吸ってた。
だけど、恋をして目が覚めた。
煙草吸ってる時点で女らしくねぇ
禁煙を決意するものの、もって4日。
我慢した後はリバウンドで前より本数が増えていた。
禁煙外来に行ったら、禁煙パッチが体に合わなくてアレルギー反応が出てしまって、断られてしまった。
とうとう片思いの相手の前でも吸うようになり、その時から心なしか彼に避けられているような感覚に陥った。
もう辞めようもう辞めよう、そう思うほど禁煙は難しくて、「禁煙セラピー」という本を買って読んだものの、全然効き目が無かった。
どうしよう、このままじゃ嫌われちゃう
すっごい苦しかった。
辞めたいのに、辞められない。
ほんとにわたし、重度のニコチン中毒なんだ。
悲しかった。
12月のある日、Twitterで知り合った北風小憎夫さんを思い出した。
北風さんの提唱するニコチン・アンインストール
わたしはブログ版を読むことにしました。
だって、正直その方が無料ぢゃん
だけど、それはちょっと違ってた。
どう違うかっていうと、ブログ版だと、「あれ?さっき書いてあったこともう一回読みたいけど、どこだっけ?」って時に、読み返し辛い。
「ここすげー心に響いた後でまた読み返そう」ってのがあっても、パソコン開かないと読み返せない。
(ただ単にわたしがモノグサって話)
てなわけで、購入しました、書籍版。
ブログ版の時から思っていたことだけど、ニコアン実践段階に至るまでの文章が、面白過ぎるんです
どう面白いかは、実際に読んでみてね
1月8日の夜に届き、読み始めたわけですが。
8日に一箱吸ってしまったあと、吸わなかったんです。
それでそのまま、今まで苦しい事も無いです。
ニコチン・アンインストール完了
元々音楽やってる時に煙草が手放せなくて、カラオケなんか煙草吸うための空間みたいになっていたので、ニコアンしてから初めてカラオケ行った時は不安もありましたわよ~。
けどね。
煙草のことなんか、もう思い出さなくなったどや?
思い出すにしても、思い出し方が違うの
「あ、わたし今まで喫煙者だったんだっけっかもう忘れてたわ」
煙草辞めてから「キミノウタ」をレコーディングしたわけですが。
全然発声が違います。
楽です。
今までは喉を絞めなきゃ高音が出なかったんです。
でも、煙草辞めてから、すんなりと楽に出るようになりました。
(音程とれてないのはまた別の話www)
卒煙を考えている人へ。
煙草辞めて自分に害になることなんて、一つも無いですよ。
どの方法がその人に合うかはそれぞれだけど、一日我慢する金額でニコアン、挑戦してみま鮮花?
(そして必ずこの手で掴むから より)