全国禁煙推進研究会 主催
お陰様で、無事に終了いたしました。
ご準備いただいたスタッフの皆様、観覧にお越しの皆様、ありがとうございました。
当日の講演内容について。
私のテーマは、
でした。
いつもならば、
・なぜ、タバコはやめられないのか
・どうすれば、簡単にやめられるのか
・タバコさえやめれば、受動喫煙対策は必要なくなる
・受動喫煙ゼロよりも「喫煙率ゼロ」
と、このような話をするところです。
しかし今回、実は講演の数日前に、一人のお医者さんからニコアン相談を受けました。
「内科医だけど、タバコがやめられない」
非常に、謙虚な方ですね。
また、この頃ちょうどネット上で、こんなニュースが流れました。
「医療従事者の喫煙率 医師、薬剤師が最も低く看護師は最多か?歯科医師は国民平均と同程度」
つまり、どういうことか?
実は、医師や看護師や薬剤師など、医療に従事する人たちって、けっこうタバコを吸っているんです。
そして「やめられない」と、悩んでいる人もいるのです。
自分では患者に「タバコやめなさい」と言っておきながら。
そして「このクスリを飲みなさい」と、禁煙薬を出しておきながら。
自分は、そのクスリを飲んでも、タバコがやめられないのです。
すごく、つらいことだと思います。
そういう人たちが、実は大勢いるんじゃないでしょうか。
だとしたら、ニコアン・カウンセラー / 社会貢献家として、私にはもっと「言うべきこと」があるんじゃないか?
と、改めて講演のシナリオを考え直し……。
その結果、こんな内容になりました。
(約38分の動画をご覧ください)
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=msszvRSEkAU[/youtube]
(こちらから説明用資料がダウンロードできます)
↓
内容をかいつまんで言いますと、
・タバコというのは、実は簡単にやめられる
・だから、タバコをやめさせさえすれば、受動喫煙も自動的に解決できる
・「喫煙ゼロ」=「受動喫煙ゼロ」
・しかし、実際にはやめられない喫煙者、やめさせられない医師が多い
・実は、医師や看護師など、医療関係者もタバコをやめられない
・その理由は「医学・薬学」に偏りすぎ、タバコを吸う「理由」を見ていないから
・それは「意識改革」や「教育」によって解決できる
・押しつけの禁煙より、共に悩みを解決する「ニコチン・アンインストール」へ
そして、ここからが今回の講演で、もっとも言いたかったところです。
・その第一歩として、まず医療関係者の「喫煙ゼロ」を目指す
・医療関係者専門に「ニコアン」カウンセリングをやっていく
・そのタイトルは「タバコ☆やめディカル」!
と、これを私はブチ上げました。
要するに、
「医者がタバコ吸ってるくせに、患者に『やめろ』とか言えるのか?」
「やめられない医者がいたら、やめさせてやるから連れてこい!」
と、こういうことを言ったわけです。
聞いているのは、ほとんど全員が医療関係者ですよ。
当然、激しいブーイングが起こることを期待していたのですが、会場から盛大な拍手が巻き起こったのを聞いて、
「ああ、やっぱり、タバコ吸ってる医者には困ってるんだろうな」
と確信しました。
この「タバコ☆やめディカル」、うまくうねりを起こせば、大きな社会貢献につながると思います。
私のブログをお読みになっている方ならお分かりかと思いますが、
私は別に「ニコチンヘイト」、喫煙者に対する差別主義者ではありません。
しかし、
・「やめたい」という人は、ラクにやめさせてあげたい
そして、自分の仕事にも影響します(喉が荒れる)ので、
・街の中、喫茶店、ラウンジなどでの、タバコの煙は困る
という立場です。
そのために「ニコアン」活動をやっています。
ですから本来は、別に医者であろうが役人であろうが、人に迷惑をかけない限り、吸いたければ吸えば? と思っています。
しかし。
その一方で、禁煙治療や受動喫煙対策に取り組んでいる医師の方もいます。
患者に対しては「タバコやめなさい」と指導し、場合によっては「命令」までしています。
一般市民にも、がんばってタバコの「害」を啓発しています。
しかし、同じ釜の飯を食う「医者」仲間のタバコについては、黙認しているわけです。
これは「スジが通らない」「示しがつかない」と、私は思うのです。
その点については、お医者さん自身にもジレンマがあるようで、ネット上で威勢よく喫煙者の悪口を言っている医者に、
「じゃあ、先生の周りには、タバコ吸う医者はいないんですね?」
と聞くと、必ずヘドモドします。
いるんです。
どこの医師会にも、どこの病院にも。
そういう「ジレンマ」を抱えたまま、受動喫煙対策や、禁煙推進運動ができるでしょうか?
「良心ある」人ほど、そのジレンマに耐えられなくなると思います。
そういう人を減らすため、なくすために、私は「医者の喫煙率ゼロ」を掲げました。
これはたぶん、医療業界の中にいる人には、無理なことじゃないでしょうか?
いわゆる「内部浄化」になりますから、かなりの覚悟が要ります。
やっぱりね、私みたいにまったくの部外者じゃないと、できないと思います。
私は確かに、医療業界の部外者です。
まったくの素人です。
なんのしがらみもありません。
そんな私「だからこそ」できること。
それが、
「医者のくせにタバコなんか吸ってんじゃねーよ!」
と、権威をからかうことじゃないかと、思います。
私にいただいた拍手にも、こういう意味が込められていたと思います。
「よく言ってくれた!」と。
大義は、私にあるのです。
ということで。
実際に医療業界の中で、前述したような「ジレンマ」にお悩みの方。
いっしょに「タバコ☆やめディカル」の活動をしていきましょう。
「やめたい」人のカウンセリングはもちろん、講演会、勉強会なども承ります。
お問い合わせはこちらからどうぞ。
7月3日は、三島市で講演!
●タバコをやめられない医療関係者のための
「タバコ☆やめディカル」
●1時間でやめられるタバコを、
わざわざ7日間もかけてやめたい人に。
「無料ニコアン・メール・セラピー」
●1時間の電話でタバコをやめる!
「ニコアン電話カウンセリング」