いやいや、隣の席の人がタバコを吸っている時点で、
そこは「飲食店」ではありません。
「喫煙所」です。
日本語は正しく使いましょう。
「食べられるものも出てくる喫煙所」
です。
「受動喫煙」経験の半数近くは飲食店で
他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」について、厚生労働省が調べたところ、「飲食店」で経験した人が最も多く、全体の半数近くを占めたことが分かりました。
厚生労働省は去年11月、たばこを吸っていない5600人余りを対象に、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の状況について調査を行いました。
この中で、1か月間に受動喫煙を経験した場所について複数回答で尋ねたところ、飲食店が最も多く全体の47%を占め、前回平成23年の調査に比べ2ポイント増加しました。
次いで、ゲームセンターやパチンコ店などの「遊技場」が36%、「職場」や「路上」が33%、「子どもが利用する公園や通学路など」が13%でした。
また、受動喫煙対策を望む場所で最も多かったのは、路上が43%、次いで飲食店が42%、子どもが利用する公園や通学路などが37%でした。
厚生労働省は「飲食店や職場などで受動喫煙を経験する人の割合は、依然として高い状態が続いている。分煙や禁煙の呼びかけを進めていきたい」としています。