詐欺の被害者は、自分がダマされたことを認めたくないものです。
そのあまり、必死になって自分の判断を正当化します。
その結果、こういう微笑ましいニコチンおたく本が生まれてくるのです。
ニコチンおたくがタバコを吸う理由は、たった一つ。
ダマされ、ニコチン依存症にさせられ、美味しいと思い込まされているからです。
つまり「洗脳」されているからで、これ以外の理由はありません。
これは私自身がそうだったので、自信を持って断言できます。
ただ、洗脳されているときにはそんなこと分かりませんから、一生懸命に自己正当化、自己弁護します。
よく芸能人が、怪しい霊能力者や新興宗教にハマり、完全にいっちゃってる言動をテレビで見せますが、あれとまったく同じです。
そう、タバコは宗教なのです。
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で、タバコ教の信者がこういう本を書くわけですが、もちろん吸わない人が読んでも「いっちゃってるな」で終わりです。
しかし、信仰が揺らぎかけているニコラーにとっては、心強いバイブルになるでしょう。
本書の内容は予想通り、「嫌煙派は愛煙家をいじめるな」というものです。
しかし、よく考えてください。
この世に、弱いものいじめが嫌いな人間なんて、どこに存在するんですか?
人間は全員、自分より弱い人間をいじめるのが楽しくてしょうがないのです。
ましてや「ニコチンおたく」なんて、ダサい、クサイ、頭が弱い、そしていまではマイノリティと、
「いじめてください。」
と顔に書いてあるようなもの。
いじめられるのが当たり前、ということがなぜ分からないのでしょうか?
それがいやなら、さっさとニコチンおたくなんか卒業すればいいんです。
そう、24時間以内に、ニコアンで。