書評★スモーカーのあなたにはタバコは栄養です―タバコ有害論は矛盾だらけ!

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詐欺の被害者は、自分がダマされたことを認めたくないものです。

そのあまり、必死になって自分の判断を正当化します。

その結果、こういう微笑ましいニコチンおたく本が生まれてくるのです。

 

ニコチンおたくがタバコを吸う理由は、たった一つ。

ダマされ、ニコチン依存症にさせられ、美味しいと思い込まされているからです。

つまり「洗脳」されているからで、これ以外の理由はありません。

これは私自身がそうだったので、自信を持って断言できます。

 

ただ、洗脳されているときにはそんなこと分かりませんから、一生懸命に自己正当化、自己弁護します。

よく芸能人が、怪しい霊能力者や新興宗教にハマり、完全にいっちゃってる言動をテレビで見せますが、あれとまったく同じです。

そう、タバコは宗教なのです。

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で、タバコ教の信者がこういう本を書くわけですが、もちろん吸わない人が読んでも「いっちゃってるな」で終わりです。

しかし、信仰が揺らぎかけているニコラーにとっては、心強いバイブルになるでしょう。

 

本書の内容は予想通り、「嫌煙派は愛煙家をいじめるな」というものです。

しかし、よく考えてください。

この世に、弱いものいじめが嫌いな人間なんて、どこに存在するんですか?

人間は全員、自分より弱い人間をいじめるのが楽しくてしょうがないのです。

ましてや「ニコチンおたく」なんて、ダサい、クサイ、頭が弱い、そしていまではマイノリティと、

「いじめてください。」

と顔に書いてあるようなもの。

いじめられるのが当たり前、ということがなぜ分からないのでしょうか?

 

それがいやなら、さっさとニコチンおたくなんか卒業すればいいんです。

そう、24時間以内に、ニコアンで。

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