[返上!最短命県]「禁煙」飲食店広がらず(青森)

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確か青森県は、日本でも一、二を争うニコチンおたく天国でしたよね。

「青森の人はたばこを吸える前提で店に入ってくる。禁煙なんて考えたことがない」

という店長の言葉がすべてを物語っています。

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「空気もメジャー店」という、意味のよく分からないネーミングで啓発しているようです。

私としては、

エアグルメ専門店

をご提案します。


 

[返上!最短命県]「禁煙」飲食店広がらず

 

 店内禁煙の飲食店は他人のたばこの煙を吸わずに済むので、空気がおいしい(津軽弁でうめーじゃ)。「空気もメジャー店」です――。受動喫煙対策で県が始めた認定制度は、スタート11年目の今年度上半期、新規加盟店がついにゼロとなり、普及が頭打ち状態となっている。高い頻度の喫煙習慣が「最短命県」の背景にあるとみる県は、今年度から始めた健康的な外食などを作る「あおもり食命人」にも協力を求めるなど、喫煙率低下に躍起だ。(小池和樹)

 県によると、県内の成人男女の喫煙率は、約10年前から全国2位で最悪レベルが続いている。たばこの煙は肺がんなどを引き起こす原因とされるため、県は2003年度、官公庁や教育・保育施設、飲食店などで禁煙施設を「空気クリーン施設」として認証する取り組みを始めた。中でも認証飲食店は「空気もメジャー店」と明記したA4判ステッカーを貼り、受動喫煙防止をアピールしている。

新規登録店は03年度に38店。その後は低調で07年度以降は10店以下に。そして、ついに半期ながら「0店」になった。昨年9月末現在の登録店は118店。官公庁や病院内のレストランが目立つ。

05年度に新規登録した青森市沖館の「レストラン カワツ」では登録当初、「吸えないならいい」と帰ってしまう来店客もいたが、今ではスモーカーの常連客も禁煙を守り食事を楽しんでいるという。店を営む田中勉さん(66)は「禁煙が時代の流れ。青森でもお客さんは受け入れてくれるはず」と話す。

 一方、未加盟の青森市の飲食店店長の女性(28)は「青森の人はたばこを吸える前提で店に入ってくる。禁煙なんて考えたことがない」と話す。

 県は、外食や弁当など中食を減塩などのレシピで健康的に作る「あおもり食命人」の育成事業で、研修参加者に「空気もメジャー店」に新規加盟するよう求めるなど、取り組みを強めている。国の都道府県別調査で青森の平均寿命は、男性は1975年から、女性は2000年から、ずっと全国最短で、喫煙率の高さと関係が深いとみるためだ。

県がん・生活習慣病対策課では「飲食店で喫煙が当たり前というのは他県の人から見るとおかしいが、県内では当然と考える人が多いと感じる。地道に努力し禁煙の店を増やしていきたい」と話している。

 


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