昨日もリッツ・カールトン東京でネーミング・コンサルしました。
今回のクライアント様は、珍しく男性です。
「トップ・アスリートから、ロング・アスリートへ!」
No Pain , No Glory ……「痛み」なくして栄光なし。
日本初のペイン・リカバリック・センター「グローリー・ペイン」所長。
理学療法士の資格も持つ、ペイン・リカバリテイターの岩館正了さんです。
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「リカバリテイター」とは?
通常の身体機能的「リハビリテーション」に加え、精神的な「リカバリー」、
つまり挫折からの復活、再起、そして新しい人生への再出発といった
「気持ち的」なリハビリテーションまで併せてケアする、
日本全国初の「リカバリテーション」というサービスを提供する、プロフェッショナルのことです。
すでに、セ・リーグの某球団の選手や、格闘家などのプロ・アスリートにもリカバリテーションを施しています。
リカバリテーションを受ける「きっかけ」となるのは、
アスリートなら誰もが必ず経験する「痛み」。
ある日突然、またはジワジワと、腕、肩、腰、膝、背中などを襲う「痛み」は、
アスリートにとっては選手生命を終わらせる「リストラ宣告」のような恐怖と不安を感じさせます。
しかし、リカバリテイターにとっての「痛み」とは、逆に選手生命を長持ちさせ、
さらにパフォーマンスを改善するための「福音」…… Good News を意味するそうです。
今までのスポーツトレーニングやリハビリは、単なるマッサージで痛みを忘れさせたり、
さらに無理なトレーニングで痛みに慣れさせたりと、
とにかく「痛み」というものをネガティブに捉えていました。
しかし、実は痛みとは、身体と精神が発する、極めて重要で有益な「サイン」なのです。
ときには、怪我や故障の前兆だったり、ときには酷使し過ぎた身体の悲鳴であったり。
また、ときにはより一層の「成長」をもたらしてくれるアドバイスであったりもするのです。
こういった、痛みのサインを正しく受け取り、原因を解明し、動きを改善させることで
怪我や故障を防ぎ、パフォーマンスを高め、選手生命を延長させてくれるのです。
あの、猛暑の中の甲子園球児のように、たとえ優勝しても連投しすぎて肩を壊せば、
そのまま選手生命は終わってしまいます。
せっかくトップ・アスリートになれても、それが一瞬では意味がありません。
むしろ、痛みのサインを敏感に捉え、痛みを歓迎し、耳を傾けることで、いつまでも現役として活躍できる
「エターナル・アスリート」
になる方が、本当の意味でスポーツや格闘技を「楽しむ」と言えるでしょう。
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また、アスリートに限らず一般の人でも、怪我、事故、病気や長年のムチャがたたって、
肩や腰、脚などに痛みを感じ、ついには動けなくなる人もいます。
こうなってしまうと、まるで「人生」そのものからリストラされたように感じ、
生きる気力さえなくしてしまう人が大半です。
しかし、ここでも「痛み」のサインを的確に読み取り、動きを改善することで、
健康なとき以上に「命」や時間の大切さに気がついて、
より充実した人生を送ることができるのです。
日本初のペイン・リカバリテイターの元には、
「あのとき、あの痛みがあったおかげで、人生が変わった」
という人がたくさんいます。
まさに、痛みこそ「福音」になるという証明ですね。
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あなたは今、体のどこかに「痛み」を感じていますか?
その痛みは、もしかしたらあなたをスポーツの、そして人生の
「エターナル・アスリート」
に変身させてくれる、福音かもしれません。
そう考えれば、痛みを恐れる必要なんてないのです。
もし逆に、あなたが何の痛みも感じていないとしたら?
ある日突然、選手生命に終わりを告げるような、重大な故障や怪我に襲われるかもしれません。
そうならないためにも、痛みに敏感になり、痛みを喜び、歓迎しましょう。
痛みなくして、栄光なし。
これが、ペイン・リハビリテイターからのメッセージです。