私の長期コンサルを受講していただいている、クライアントのセラピスト様から、
「不妊治療のネーミングが欲しい」
とご相談をいただきました。
「不妊で悩む夫婦を助けてあげたい」
気持ちは分かります。
が、これがボランティアではなく「ビジネス」であるならば、
・そもそも不妊で悩む夫婦は、普通は医者に行くでしょ?
・代替医療を選ぶ夫婦もいるでしょうが、競合がたくさんあるでしょ?
・何よりも「不妊を治療」というが、不妊って治療でどうにかなるもの?
・むしろ「前々から体を健康にしておく」ことが、不妊の「防止」になるのでは?
・なにより、「不妊治療」という言葉自体に、ネガティブがイメージがないか?
と、数々の疑問が浮かぶわけです。
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多くのセラピストがやりがちなのが、
「プロダクト・アウト」型のマーケティング。
まず「やりたいこと」や「覚えた技術」が第一にあり、そこからお客を探します。
「うちに来て、くれさえすれば」
「説明をちゃんと、聞いてさえくれたら」
「そしてしっかり、通ってくれれば」
「必ず、結果が出るはずなのに」
と、「たら、れば」の仮定が、幾つもあるのです。
で、いきなり最初の「来てさえくれれば」の時点で、来ない。
最初からつまずいてるのが、プロダクトアウト型のセラピストなのです。
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逆に、
「お客が、初めから集まっているところに行く」
「自分の出した条件に合わない人は、断る」
「自分好みの人だけ、お客にする」
「結果は、自分で出させる」
これが、マーケットイン型のセラピスト。
いや、社会貢献家です。
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そんなことができるのか?
できます。
「意識の高い人だけ」
選んでお客にすることができます。
どんなネーミングができたか?
それは、また後ほど発表しましょう。