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[R]雑誌にインタビューが掲載されました。

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【ZOOM UP】

差別化ではなく「特別化」
ネットと現実社会を結び付け
ここにしかないものを再発見
全国から人を集める

世界最大の利用者数を誇るインターネットサービス、フェイスブックを利用し、まちづくりや個人のプロデュースなどを行っている六本木さん。
その哲学と考えのヒントを伺った。

フェイスブックプロデューサー、マキコミワークス代表
六本木辰也さん


著書を宣伝するため始めたFB
ネットからリアルの交流に

「フェイスブック(以下FB)」では個人がメディアになっていく。こんな刺激的なことはありません」と語る、六本木辰也さん。
「日本初の地域活性家」を名乗り、FBを活用したまちおこしを全国で取り組んでいる。

この活動を始めたきっかけは2009年、自身がタバコを辞めるまでの体験をブログに綴ったことだった。
反響に応え、ニコチン・アンインストール・バイブルと名付け書籍化。これを宣伝しようとFBを始めた。

全世界で8億人以上のユーザーがいるとされているソーシャル・ネットワーキング・サービス、FBは実名登録を原則とし、現実世界での人間関係を基にインターネット上で交流が図れる。
有名企業もページを持ち、顧客に対してメッセージを送るなど、宣伝活動にも利用されている。

FBの将来性を感じた六本木さんは、大手進学塾の国語科教師をしていた経験を活かし、文章力向上のアドバイスや活用方法、ムーブメントのおこし方を電子書籍化
ノウハウを広めるべく、全国で講演活動を開始した。

そこにしかないからこそ
人が集まる

飛び抜けるのに必要なのは、差別化ではなく「特別化」だと話す六本木さん。
個人も、例えばまちづくりも同じだ。地域活性の相談を受けた時は、まずその場所の“日本でここだけ”を聞くようにしている。

今年5月に北海道北見市を手掛けたときは、気温マイナス25度になっても外で焼肉をするという文化を活かし、FB上に「北見ニクマチ」という架空の町を作った。
北見市民の焼肉好きをインターネット上に広める一方で、10日後には実際に大規模な焼肉大会を市内で実施。70人が市内外から集まったという。
イベントは毎月29日(ニクの日)に継続して開かれ、参加者が増えているという。

「地域では常識だけれど、外から見たら非常識。それを発見すれば、安上がりでスピーディーな活性化につながると考えています。新しく名物を作るのでは、時間も金もかかる。今あって、そこにしかないものを求めて人が集まる」。
地元・足利については「やはり論語を打ち出すべきです。ギョーザ日本一・宇都宮や焼きそば日本一・富士宮のように、『論語日本一のまち』って、言うだけならタダ。論語についてせっかく面白い取り組みをしているのに、外の人は誰も知らない。論語かるたも細々とやらないで、全国に向けて発信していけばいいんです」と話す。

FBでは基本的に実名登録が求められるため、個人情報を公開することを心配する声もある。
六本木さんは「事故にあうのが怖いから車に乗らない?うまく運転すればいいんですよね。プライバシーは個人で管理する時代。10年後には全員がFB使っているかも」と笑顔を見せる。
「将来的に、足利~浅草エリアにインターネットを使ったブレーンバンクを作りたい。現代版・足利学校ですよ」と夢を語る六本木さん。

インターネットを使ったリアルな交流、リアルなまちおこし……六本木さんの活躍の場も、更に広がっていくに違いない。


雑誌「Ca-gamin!」10月号


なお、インタビュー中の「現代版・足利学校」についても、現実に動いています。

こちらのa href=”https://www.facebook.com/groups/349704225057804/” target=”_blank”>「GTST両毛ナレッジ・バレー(両毛ナレバ!)」をご覧ください。


そしていよいよ、初めて足利市で講演をやります。

【足利市 Facebookで起死回生!】GTST両毛ナレッジ・バレー主催 六本木辰也 初の足利市講演が実現!

今まで、北海道から九州まで、全国で講演してきました。

その経験をすべて、足利市(両毛地区)の発展のために注ぎ込もうと思います。