店内でタバコを吸っている人がいれば、その時点で、そのお店は「喫茶店」ではありません。
「コーヒーも飲める喫煙所」です。
そういう区分けにすればいいんですよ。
タバコの煙モクモクの喫茶店に入れますか?20代の6割は入店拒絶!他の年代は?
「一服」するための喫茶店。しかしスターバックスも完全禁煙で、「全国たばこ喫煙者率調査」によると喫煙率が20%を割りこむ今、タバコOKの喫茶店にためらいなく入店できる人がどれほどいるだろうか。世間の声を聞いた。
「全面禁煙の喫茶店も増えていますが、喫煙OKの喫茶店、気にせず行きますか?」
男女・全年齢を合わせた総投票数:6,757票 ※パーセントの小数点以下は切り捨て
2位 行かない 3,303票 48%
1位 行く 3,454票 51%
票が真っ二つに割れ、「2人に1人が喫煙OKの喫茶店は避ける」という回答となった。国内の喫煙率がピークで今の倍以上だった1966年には予想しえなかったに違いない。
男女別にみてみよう。やはり性差が出たが、それでも約4割の男性が「行かない」と答えた。
■男性 投票数:1055票
2位 行かない 409票 38%
1位 行く 646票 61%
■女性 投票数:2320票
2位 行く 1113票47%
1位 行かない 1207票52%
今度は年代別に「行かない」派の割合にフォーカス。すると、ある傾向が浮かび上がった。
「全面禁煙の喫茶店も増えていますが、喫煙OKの喫茶店、気にせず行きますか?」
行かないと答えた人の割合
10代はたばこが吸えないはずのため比率が高くて当然だが、20代・60代以上の「行かない」派が約6割と顕著である。実際の喫煙率も20代・60代が低く、これを裏付ける結果となっている。
したがって、この年代の人を紫煙ただよう喫茶店に誘ってしまうと、嫌がられる、場合によっては受動喫煙を強いられる「スモハラ(スモークハラスメント)」にすらなる可能性が高いかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・伊東宏之)