たばこの健康被害訴え 禁煙デーで県など街頭啓発(岡山県)

世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」の31日、岡山県、県禁煙問題協議会などは、県内の駅やスーパーなど約50カ所で街頭キャンペーンを行い、たばこが及ぼす健康被害について訴えた。

6月6日まで禁煙週間。



今年の禁煙週間は「たばこによる健康影響を正しく理解しよう」がテーマ。

JR岡山駅では、県職員ら約20人が「禁煙にご協力を」などと呼び掛け、喫煙が発がん率を著しく高めることなどを説明したちらし入りポケットティッシュ約5千個を駅利用者に配った。

期間中、各保健所で啓発ポスターを掲示するほか、県内の小学6年生と中学1年生にリーフレットを配り、喫煙防止を図る。

県は2003年度から、県内の官公庁や飲食店などを対象に禁煙・分煙実施施設の認定を開始。

認定施設数(13年3月末現在)は禁煙2066カ所、分煙91カ所に上る。

2013/5/31 11:00 山陽新聞


【ポイント解説】

田舎特有の、まったく的外れでトンチンカンな、まさに税金の無駄遣いというべき施策ですね。

まず、

今年の禁煙週間は「たばこによる健康影響を正しく理解しようがテーマ。」

とありますが、WHOが定めた本来の禁煙週間のテーマ「たばこの宣伝活動の禁止」です。

そのことを知らないのか、知っててトボけてるかのどちらかでしょう。

 

次に、

喫煙が発がん率を著しく高めることなどを説明

したティッシュを配ったそうですが、そんなことわざわざティッシュにして配るほどのことでしょうか?

そして、だからといって、タバコをやめる人が一人でもいるでしょうか?

 

さらに、

小学6年生と中学1年生にリーフレットを配り

これは、WHOによって禁止されている「タバコの宣伝行為」です。

つまり「タバコは二十歳になってから」というキャンペーンは、裏返せば「二十歳になったらタバコを吸おう!」キャンペーンになります。

こういう販促キャンペーンをすることは、FCTCという国際条約によって禁止されています。

 

以上、まったく意味のない行為に県民の税金を注ぎ込む、愚挙の代表といっていいでしょう。

六本木タツヤ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です