正確には、「喫煙者が就職できない」のではなく、
「薬物依存者が就職できない」のです。
仕事中にタバコを吸いに行くのは、気分転換をするためではなく、
薬物をチャージするために行くわけですから。
つまり、吸わない人に比べると、社会的・業務的に不適合なのです。
喫煙者が就職できない時代がやってきた~星野リゾートが喫煙者採用お断り
大変申し訳ございませんが、星野リゾートグループでは喫煙者は採用いたしておりません。
それが企業競争力に直結している課題であるからです。
何度も目を疑った。何かニセのサイトなのではないかと。でもどうやら本物のようだ。
ホテル、旅館業などを営む星野リゾートの採用サイト。「あなたはたばこを吸いますか?」との問いに、NOと答えると下記サイトが出てくる。
喫煙者は採用しないと断言し、作業効率、施設効率、職場環境の3つの要素において、喫煙者は競争力が落ちるから採用しないと明言しているのだ。
素晴らしい。ぜひこういう企業が増えてほしい。
ただ私は大の嫌煙家ではあるが、喫煙者が度々たばこ吸うために、休憩に行くからその時間が遊んでいるから、仕事の能率が落ちるみたいな話は、はっきりいってあまりにもナンセンスだと思う。
質のいい仕事をするにはよい気分転換なり休憩が必要だからだ。5分やそこいら席を外して、だから喫煙者はサボってるなんて、そんな低レベルな批判してどうする?むしろいい気分転換になり、集中力が高まり、いい仕事しているかもしれない。
あとは喫煙所でのコミュニケーションも、仕事の質を高める上で重要な役割を果たしていると思う。喫煙所に行くと、違う部署の人がいたりして、いい情報交換ができる。また役職関係なく気軽に話せる雰囲気があるので、喫煙所での雑談って実は仕事の質向上に、役立っているのではないかと思う。
だから喫煙するから作業効率が落ちるというのは、はっきりいって禁煙者の難癖だと思うが、でも喫煙者を採用から除外するというのは大歓迎だ。
特にサービス業、接客業。タバコくさいのはたまらん。サービスの質を落としている。そういう観点から喫煙者の採用拒否はとってもいい。
あとはサービス業、接客業ではないけど、打ち合わせ時に平然とタバコ吸うバカはほんと勘弁してほしい。服ににおいはつくは、吸わない人に不快感は与えるは、社会人として失格だと思う。
タバコを吸うのは個人の勝手だから構わない。ただ他人がいる職場や公共の場で吸わせるのはやめさせた方がいい。例えるならさ、他人がいる場でタバコ吸うのって、道路の真ん中でウ○コするのと同じ行為。するなとは言わない。するなら密室でしろ。くさいだろ。迷惑。そんなこともわからないのか。それで仕事なんかできるわけがない。
ぜひ星野リゾートを見習い、職場での禁煙や喫煙者の採用禁止企業が増えるといい。
そういえば、先日、かさこ塾7期生の全4回の授業が終わったのだが、塾生がこんな感想を書いていて、驚いた。
今日は、真正面から、かさこ塾の魅力を、語りますよ!
かさこ塾東京(千駄ヶ谷)の、授業後の、懇親会は、禁煙です(会場内)
どう?
はい、これ最高ね。
もし、禁煙じゃなかったら、たぶん私は出れなかったと思う。
出たとしても、開始10分で帰ってくるとか。
「この秋、社労士になる予定の高瀬真理子のブログです」
私はタバコ吸わないから当然懇親会も禁煙なのが、当たり前だと思っていたのだが、懇親会は酒も入るので、喫煙可になってもおかしくはない。
でも彼女が指摘するように、懇親会での喫煙禁煙を気にする人は意外と多いのかも。私も参加者だったら、喫煙の懇親会や飲み会なんていかない。
それしても全4回のセルフブランディング&ブログ術の授業をして、真っ先に書いてくれたかさこ塾のいいところが、懇親会が禁煙なことなのか!と主催者としては微妙な気持ちなのだが(笑)、でもそのぐらい他者との交流を深める上で、禁煙を重視する人が増えてきている証拠なのだと思う。
そういえば、官僚を辞めて月間約30万PVのブロガー税理士、井ノ上陽一さんは、自身のホームページに、「当事務所が苦手とすること」と題し、
・打ち合わせ時にはたばこを吸いたい
と明記している。
何度もいうけど、一人で個室でウ○コじゃなかった、タバコを吸うのは誰にも迷惑かけないから、勝手にどうぞ何本でも吸ってくれ。ただ他人がいる公共の場や職場などでタバコ吸うのって、道路の真ん中でウ○コテロするのと同じだから、喫煙可でもぜひやめてほしい。歩きタバコなんてもっての他で、放火未遂犯として逮捕したらいいのに。
でもきっと星野リゾートのような企業は増えてくるんじゃないか。喫煙者は就職すらできない時代がやってくる。
・星野リゾート「あなたはたばこを吸いますか?」
http://recruit.hoshinoresort.com/tobacco/index.html