喫煙者の半数が「禁煙の店を出てほかへ行く」

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gurafu

ぜんぜん、それでいいんじゃないでしょうか?

 

食事したい人は飲食店へ。

宿泊したい人はホテルへ。

移動したい人はタクシーへ。

 

そして、タバコが吸いたい人は、

「食事もできる喫煙所」

「宿泊もできる喫煙所」

「移動もできる喫煙所」

に行けばいい。

簡単・確実な棲み分けですよね。


 

喫煙者の半数が「禁煙の店を出てほかへ行く」

8月から全国3135ある全店舗で完全禁煙を実施したマクドナルド。たばこを吸わない人やファミリー層などから歓迎される一方、喫煙者が多いビジネス街にある店舗のマネージャーからは顧客流出を嘆く声も。「たばこを吸うためにファストフードを利用」「禁煙だった場合は他の店を探す」――。喫煙者の傾向を裏付ける民間調査会社の調査結果も出た。

調査会社ネオマーケティングは首都圏(1都3県)在住の20~60歳代までの喫煙する男女500人(男250人、女250人)を対象に「ファストフード店での居心地調査」をインターネットで実施した。調査期間は全店禁煙実施後の8月12~18日。

調査結果によると、ファストフード店に望むこととして「喫煙スペース」を53.4%が挙げ、店に行く理由は50.6%が「たばこを吸うため」。さらに「たばこが吸いたい時、入店した店が禁煙だった場合どうしますか」という問いには49.2%が「その店はあきらめて喫煙できる店に行く」とした。

フードコンサルタントの白根智彦氏は「喫煙者に好意を持たない人も多かったが」と断ったうえで「店内の電源でPCを使って喫煙しながら仕事をこなす営業マンは、ファストフード店にとって重要な顧客層」と話す。

マクドナルドの全店禁煙については「たばこを吸うにもお金がかかる都市部の喫煙マーケットでは、安く手軽に利用でき重宝されてきた」と営業面における影響を示唆。調査結果では「最もよく飲食するファストフード店」としてマクドナルドを挙げる回答者は63.0%に上った。

 

愛煙家の反応はどうだろうか。喫煙文化研究会の山森貴司事務局長は「全面禁煙という決定は喫煙者は来ていただかなくて結構という消費者軽視の企業風土を表しているように思う。罪人のように扱われるのはつらい」と嘆息する。「小中高校の多い場所に店があった場合は致し方ないかもしれません。その場合はたばこの吸える喫茶店に行きます」とも。

喫煙のためにファーストフードを利用するという割合が5割を超える(※ネオマーケティング調べ)喫煙のためにファーストフードを利用するという割合が5割を超える(※ネオマーケティング調べ)

マクドナルドでは数年前から店内全面禁煙へ移行しており、昨年までに9割の店舗で実施済み。「小さなお子様からお年寄りまで利用している。幅広い層が安心して美味しく食べられるような環境を提供したい」(広報担当)と強調する。

一方、モスバーガー、フレッシュネスバーガーなど喫煙者と非喫煙者を両方取り込む形での完全分煙に力を入れている競合他社も多い。

白根氏は「安全は当たり前であるが、そもそもファストフードで健康を目指すのもどうか。店舗の立地環境によってはスターバックスのような“付加価値”として全面禁煙を導入するのはあり。受動喫煙のない措置がしっかり取られていれば分煙で問題なし」との見方だ。

業界最大手が打って出た全店舗における店内完全禁煙。業績悪化に歯止めをかけるのか、それとも拍車がかかるのだろうか。


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