「無煙たばこ」みたいなガキのおしゃぶりはどーだっていい話ですが、もちろん体にいいわけはありません。
吸いたい人はどんどん吸っていただき、どんどん死んでください。
ただし、他人を巻き添えにだけはしないでねってことです。
そんなことより、
来年4月のタバコの値上げ幅は、年明け発表になりそうですよ!
10月7日(ブルームバーグ):日本たばこ産業(JT) の佐伯明副社長は、ブルームバーグのインタビューで、無煙たばこ製品事業を強化する方針を示した。
受動喫煙に対する問題意識の高まりに加え、喫煙規制が広がっているためで、同分野での出資や買収も視野に入れる。
佐伯副社長は「燃やさない、煙が出ない、でもたばこの香りを楽しめる商品が出てきている。そういったものを自分たち自身で開発することは大事」と指摘。
また同分野強化のため、無煙たばこの技術を持つ会社について「全部買ってしまうという方法もあるし、一部出資するという方法もある」と述べ、提携や出資、合弁、買収などさまざまな方法を検討していることを明らかにした。
喫煙に対する規制強化を背景に、JTは無煙たばこの可能性を模索してきた。
2010年にはJTとして初の国内無煙たばこ製品となる「ゼロスタイル・ミント」を発売。
プラスチック製のパイプにたばこの葉が詰まったカートリッジを装着して使用、火を付けずに吸い込んで味を楽しむ。
また11年には、煙を出さずにニコチンと香りを蒸気化させる製品を開発する米ベンチャー、プルームへの出資を発表した。
調査会社ユーロモニターによると、12年の世界の無煙たばこの市場規模は136億ドル(約1兆3200億円)と、過去10年で約80%伸びた。
一方、同年の紙巻きたばこの市場規模は6969億ドル(約67兆7200億円)で、依然大きな差がある。
佐伯副社長は、無煙たばこ市場について「紙巻きたばこのような規模のものがそこから生まれてくるかというと、それはわからない」と述べた上で「可能性がどれくらいかはまさに今検証している」と語った。
問われる安全性
JTは8月、無煙たばこの一種でスウェーデンで古くから親しまれている「スヌース」を大阪の一部で発売。
粉状のたばこ葉を袋で包んだものを口に含み、上唇の裏に挟んで使用する。
8月単月で計画の2倍の売り上げがあり、販売動向次第では全国展開も検討するという。
先進国を中心に喫煙規制が広がる中、注目を集める無煙たばこだが課題も多い。
日本学術会議は8月、無煙たばこの健康被害を防ぐための緊急提言を発表。
無煙たばこにも30種近い発がん物質が含まれており、「受動喫煙の危険性がない」など「より安全な製品」と誤って受け止められている、と主張している。
また厚生労働省によると、スヌースは欧州連合(EU)加盟国では公衆の健康に脅威としてスウェーデン以外での販売が禁止されているという。
消費増税に関しては、JTはすでに価格転嫁する方針を表明済み。
安倍晋三首相が来年4月に現行の5%から8%に増税すると表明したのを受け、佐伯副社長は転嫁幅について「年明けぐらいには決めないといけない」との考えを示した。