たばこパッケージの写真警告で喫煙率低下

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「病に侵された肺の写真などを使った警告ラベルをたばこのパッケージに掲載する」

これは確かに、効果があると思います。

「廊下を走るな」

「落書きするな」

と同じくらいに。

hai


たばこパッケージの写真警告で喫煙率低下

病に侵された肺の写真などを使った警告ラベルをたばこのパッケージに掲載することで、喫煙者数を大幅に減少できることが、国際禁煙政策評価プロジェクト(International Tobacco Control Policy Evaluation Project)による新たな研究によって示唆された。

カナダでたばこパッケージの写真による警告ラベルの効果を調べた結果、2000年~2009年に喫煙者が12~20%減少した。同じモデルを米国に当てはめた場合、530万~860万人の喫煙者減少につながるという。同プロジェクトは、22カ国のたばこ規制研究者および専門家100名強による国際共同研究。

研究者らは、2011年に米国食品医薬品局(FDA)が写真警告ラベルの効果を調べた際のモデルでは、その影響を明らかに過小評価していたと指摘。今回の研究では、喫煙減少率はFDAモデルの33~53倍になる可能性が示されており、写真警告の有効性について証明するものだという。

研究を主導した米イリノイ大学(シカゴ)のJidong Huang氏は、「今回の分析は、FDA分析の誤りを訂正するもので、写真警告による喫煙率への影響はFDAの見解よりもはるかに強い。この結果は、FDAによる写真警告ラベルの修正案を強く支持するものであり、近い将来の実現が望まれる」と、述べている。研究結果は、「Tobacco Control」オンライン版に11月11日掲載された。(HealthDay News 12月2日)


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