大分大学では、全国的にも珍しい「禁煙」への取り組みを始めます。
「禁煙反対派」の私としても、応援したいですね。
ただ、学生にいくら「たばこの害」をアピールしたところで、それでニコチンおたくが減ることはないでしょう。
世間から白い目で見られ、弾圧されてこそ、おたくの情熱はさらに燃え上がります。
「タバコは体に悪い」といえばいうほど、タバコが好きになる。
これが、おたくの心意気ですから。
大分大は今月から、学生の喫煙率ゼロを目指して禁煙推進担当の学長特別補佐を新設する。
たばこの害についての講演会を増やすなどして、学生の喫煙習慣を断つ。
大学が2009年に全学生約5700人を対象にしたアンケートでは、喫煙率は11・5%だった。
大学は、たばこを吸わない未成年の学生や、図書館などを利用する学生以外の人に受動喫煙による健康への悪影響を防ぐため、11年に構内を全面禁煙にした。
医師でもある北野正剛学長は「喫煙者と非喫煙者では寿命が平均して10~15年違う。喫煙習慣ができる前に健康への意識を高めてもらいたい」と話している。
同補佐の任期は2年。具体的な活動は未定だが、年1回だった講演会の回数を増やすことを検討している。将来は、教授や職員の喫煙もゼロにしたい意向だ。
文部科学省によると、禁煙担当のポストを新設するのは全国的に珍しいという。