思い立ったら「禁煙外来」へ 全12週間の治療スケジュール

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医者というのは、どこまで強欲なのか?

joi

タバコなんかやめさせるのに、1時間もありゃ充分だろう!

それを12週間?

金儲けのためだね。

ましてや、こんな小難しいこと言って、ニコチンおたくに通用するわけがないのに……。

本当に医者は腐ってる。


 

思い立ったら「禁煙外来」へ 全12週間の治療スケジュール

 

寒さが身にしみて人肌恋しい季節になってきましたね。3度目の登場になります。

今回は社会問題ともなっている喫煙についてお話ししてみたいと思います。背の高い某大物女性歌手が禁煙に成功されたのがかつて話題になりましたね。

日本人の喫煙率は減少傾向にありますが、20-50歳代の男性の約40%、女性だと30-40歳代で16%超の値で、諸外国と比較するとまだまだ高い状況にあります。

喫煙のデメリットについてはさまざまなところで論じられており、愛煙家の皆様にとっては耳にタコができてしまうくらいかと思いますので(笑)、ここでは簡単に触れておきますね。

たばこの煙には約4000種類の化学物質が含まれており、そのうち発がん性物質は60種類といわれています。煙が直接影響する喉頭がんや肺がんだけでなく、消化器系のがんや子宮・ぼうこうがんなどのリスクも高まります。がんだけではなく、鬱病やメタボリックシンドローム(高血圧、高脂血症、糖尿病など)、心臓病や脳卒中の発病にも影響を及ぼします。女性の喫煙では乳児にも危険が及ぶことがあります。

無理な禁煙を繰り返すと、かえって禁煙の成功率が下がるという意見もあり、「止めよう!」と心から決意したときが止めるべきときだと個人的には思います。お仕事や生活のストレスで喫煙が必要な方もいらっしゃいますから…

現在では1年に1度、保険適応での禁煙外来を受診することができます。これまでのニコチンパッチに加え、経口禁煙補助薬としてバレニクリン酒石酸塩(チャンピックス)が加わりました。この薬剤はニコチンの結合をストップさせて喫煙による満足感を抑えるほか、禁煙に伴う離脱症状や喫煙に対する切望感を軽減してくれます。

初診から1週間後に禁煙を開始し、開始日から1週間後に再診、また2週間後に再診を行い、1カ月あけての再診、また1カ月後に最終診察という全12週間の治療スケジュールとなっています。この期間、患者の自己負担額は約2万円弱であり、禁煙に成功したら結果的にお財布にも優しいというわけです。

無理にとは言いません。健康面・経済面・美容面・精神面などさまざまな方向から自分にとって本当にたばこが必要か、見直してみてはいかがでしょうか。

■脇坂英理子(わきさか・えりこ) 美容皮膚科・内科医。東京都出身。2003年東京女子医科大学医学部卒業後、医師免許を取得。同大学病院麻酔科に入局。主に心臓麻酔をはじめ、移植手術にも携わる。脳神経外科麻酔、産科麻酔やペインクリニックにも従事。麻酔科認定医、同標榜(ひょうぼう)医、同専門医。12年内科・ペインクリニック・美容を扱うRicoクリニック開院。「ミセスマートTV NEO」(テレビ埼玉ほか)出演予定。

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