校舎の影 芝生の上
疎外される僕は
おクスリで不安な心
鎮めていた
動悸が鳴り 保健室の
いつものベッドに座り
何のために生きてるのか
考えていた
ざわめく心 いま俺がいる世界は
意味なく思えて戸惑っていた
ああ
根気良く努力なんて
できやしなかった
夜の自宅 家の家具を
壊して回った
クスリを続け ラリリ続けた
早く病気になりたかった
信じられるお医者との診療の中で
俺たちは言われるまま クスリ続けたろう
ぐったりしながら それでも過ごした
一つだけわかってたこと
ラクしたいだけの
うつ病