「甘いもの」もアンインストール?(2)


12月27日(金)東京で講演会をやらせていただきます。

テーマは「やめられない人たちへ」ということで、

・専門の「タバコ」はもちろん、

クスリ(向精神薬など)

甘いもの(ダイエットのため)

「やめる」方法についても、ちょこっと触れるつもりでおります。

2197175236_2d606e6595_o

前回では、依存というのは、そのほとんどが

心の依存

である、と書きました。

 

「心の依存」であるということは、カラダじゃないんですから、

クスリなんかじゃ治らない

ということですよね。

 

それなのに、世の「禁煙」を推進する人たちは、二言目には

「禁煙外来でクスリを飲みましょう」

と勧めるわけです。

どう考えても、おかしいでしょ?

 

じゃあ、クスリじゃ治らない(クスリだから治らない)なら、

何で治るか、治せるか。

 

決まってるじゃないですか。

心の傷を治すのは、

人の心ですよ。

そして、ことばですよ。

 

というわけで、私の書いた禁煙しないでタバコをやめる! ニコアン・セラピーには、

クスリどころか、医学的な知識なんぞいっさい書かずに(知らないし)、

ただ唯一、

「ことば」

だけを武器にして、読んだ人をニコチン依存から解放してきたわけです。

 

そして、いままでどんな方法でも、禁煙外来でもやめられなかった人たちが、

いとも簡単にタバコをやめているのです。

 

….*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…. *…..*….

 

この経験から、いま私が感じているのは、

タバコなどの依存症ってのは「病気」ではなく、

「催眠術」

のタグイじゃないか、ってことです。

あるいは

「暗示」

「洗脳」

もしくは

「黒魔術」

そんな感じをイメージしてください。

 

実際、ニコアンでタバコをやめた人は、

「まるで催眠術にかかっていたみたい」

と、まったくタバコを吸いたくなくなった自分を、不思議がっているのですからね。

 

….*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…. *…..*….

 

さて、ではニコチン依存が「催眠術」だとすると。

催眠術の場合は、

「あなたはだんだん眠くなる。ワン、ツー、スリー」

みたいに、ことばで術をかけるわけですよね。

 

では、ニコチン依存の場合は?

どんな「ことば」を、どんな「呪文」をかけるのでしょうか?

 

それは、次の3つです。

1・「タバコは嗜好品です。」

2・「タバコを吸うと、ストレスが解消されます。」

3・「タバコをやめると、禁断症状で苦しみます。」

この3つの呪文のせいで、あなたはタバコがやめられないのです。

 

そして、

うつ病も、甘いもの依存も、同じメカニズムなんですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です