毎年、5月31日は「世界禁煙デー」です。
いわゆる「禁煙業界」の人しか参加しないので、このイベントで「タバコをやめられる」というものではありません。
各地で講演やイベントが開催され、私も長崎に行ってきます。
私は「タバコをやめさせる」のが専門なので、禁煙ではなく「タバコをやめる」話をしてきます。
さて、この「世界禁煙デー」ですが、毎年「テーマ」が決まっています。
たとえば昨年は、
「タバコの広告にダマされるな!」
みたいな、おどろおどろしい内容でした。
ところが日本は、財務省がタバコの利権を握っているので、こういうのはぜんぶ「骨抜き」にします。
そこで、厚生労働省ににらみをきかせて、こういう内容に差し替えさせたのです。
「たばこから大切な家族を守りたい」
なんて、いかにも自民党の選挙公約みたいな、やる気のない「きれいごと」になっちゃいました。
だったら、財務省がタバコを手放せばいいんですけどね。
そして、今年のテーマは?
本来は「Raise taxes on tobacco」。
つまり「たばこ税を上げよう!」です。
これもまた、日本が受け入れるわけありません。
いまよりもたばこ税を上げたりしたら、高校生が変えなくなっちゃいますからね。
そこで、こんな風に差し替えられました。
「オールジャパンで、たばこの煙のない社会を」だって(笑)。
なんかもう、谷垣自民党とか、海江田民主党とか、浅尾みんなの党みたいな(笑)。
まあ、今年の世界禁煙デーも、話題にならないこと請け合いですね!
●1時間でやめられるタバコを、
わざわざ7日間もかけてやめたい人に。
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