第2章「まずは、ニコアンから」その2

【デブアン!】

~デブラウィルスをアンインストールして、やせる生活を楽しむ方法~

●第2章 まずは、ニコアンから

その2

a-love_lost-1418730

前回からの続き)

 

「ニコアン」とは、いわゆる「禁煙」ではありません。

むしろ、その真逆です。

「禁煙」を否定したところから、ニコアンは始まります。
私自身が、2009年11月8日を最後に、

「突然」

何の前触れもなく、一夜にしてタバコをやめてしまいました。
自分自身、「禁煙」なんかしたつもりはありません。

だけど、ある日突然、

「もう、今日でタバコやめる」

と思ったのです。

 

自分でも、その瞬間に「わかった」のです。

「ああ、こりゃ本当だな」

「本当に今日で、タバコとはお別れだな」

そう、そのときに出てきた言葉は

「お別れ」

でした。
世間でよく言う、

「禁煙」

という感覚は、まったくありませんでした。

ただ、今日までは吸っていたタバコを、明日からは吸わない。

それはちょうど、長年つきあっていた「恋人」と、

「今日が最後」

せつなくも寂しい、だけど

「仕方がない」

そんな、不思議な感傷が湧いてきたのです。
そして、本当に私は、その日を最後に、タバコと「別れ」ました。

それ以来、今日に至るまでの5年間、まったくタバコは吸っていません。

「吸いたい」と思うことさえありません。

ただ、

「タバコというものが、世の中にあるんだ」

この程度の感覚です。

完全に「他人事」になったのです。

….*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…. *…..*….
ここまででいったん、「ニコアン」の特徴をまとめます。
ある日突然、前触れなくタバコをやめる

・「禁煙」ではなく「別れる」という感覚

・我慢ではなく、せつない、寂しい感じ

・でも「仕方がない」という、あきらめの感傷

・それ以来、二度と吸いたくならない

 

ここまでの特徴が、そのまんま見事に「デブアン」と重なるのです。
・ある日突然、前触れなく「やせる」と決める

・「ダイエット」ではなく「やめる」という感覚

・我慢ではなく、「仕方がない」という感じ

・それ以来、太りそうなものは食べたくならない

まさに、自分の中から「食い意地」とでもいうものが、見事に「消えて」しまったのです。

 

我慢ではない。

ダイエットでもない。

それこそ「アンインストールした」としか、言いようがないのです。

 

そのときすでに、私の中では、

「また、この体験を本にできるな」

という確信がありました。

そう、以前、タバコをやめた体験から「ニコアン」というメソッドを生み出し、

「ニコアン・セラピー」という本にまでまとめたように。

この「突然やせる」体験を、本にすれば多くの人が喜ぶだろうと。
そこで、私が考えたのが、

「ニコチンをアンインストールする」

に対応する、

「デブラウィルスをアンインストールする」

というフレーズでした。
これさえ決まれば、それが「メソッド」になる。

そしてそのまま、新たな「ビジネスモデル」にもなる。

やがてはそれが、日本からデブを減らすことになる。

 

そう、「社会貢献」になると、確信していたからです。

 

続く


【デブアン!】

~デブラウィルスをアンインストールして、やせる生活を楽しむ方法~

pen

はじめに
●第1章 「デブアン」って、なに?
●第2章 まずは、ニコアンから

 


Facebookページ
Facebookイベント
Facebookグループ
Twitter

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です