私は「禁煙反対派」です。
禁煙という言葉は使わず、
「ニコチン・アンインストール」
「ニコアン」
「タバコをやめる」
と言います。
なぜなら「禁煙」とは、
「タバコを我慢する」
「吸いたいのに吸えない」
「つらい、さびしい」
という、ネガティブな意味しかない言葉だからです。
だから、
「禁煙に成功した」
と言えるのは、死ぬまで一本も吸わなかったときだけです。
12ヶ月やそこらで「成功した」なんて、結論が早すぎます。
禁煙とは、一生涯続く「我慢大会」のことです。
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電子たばこを試して禁煙に成功した人は、10人のうちほぼ1人に上ったとの調査結果が明らかになった。
ニコチン・パッチやニコチン錠剤などの禁煙支援ツールの代替物になる可能性があることが示された。
電子たばこは、ニコチン混入の液体を電池で暖めて蒸発させ、蒸気を吸引するもの。
これは、イタリアのカターニア大学の研究チームが電子たばこを吸うことに同意した喫煙者300人を対象に2010年から12年まで行った試験調査で分かったもので、調査結果は24日付の科学誌PLOS Oneに掲載された。
米食品医薬品局(FDA)は、電子たばこを規制対象とする方針を示すとともに、安全かどうか、さらには禁煙に役立つかどうか調査を進めることを明らかにしている。
欧州連合(EU)は22日、電子たばこを医薬品として規制し、広範な健康上の試験を行う意向を表明した。
調査では、電子たばこを吸引し始めてから12カ月後に、普通のたばこを吸わなくなった人は8.7%になった。
禁煙率は、ニコチンなしの電子たばこでは4%で、ニコチン混入率が最も高いケースでは13%だった。
英イーストロンドン大学が今年初め行った33カ国、1347人の電子たばこ吸引者を対象にした調査でも、少なくとも数週間禁煙したのは74%、喫煙衝動が減った者は70%に達しており、電子たばこは禁煙率の引き下げに効果があることがうかがえる。
ただ、禁煙団体レガシー(ワシントン)のデービッド・アブラムズ調査部長は、カターニア大学の調査結果だけでは、電子たばこの効用については「まだ結論が出せない」と語る。
一方、ボストン大学のマイケル・シーゲル教授(公衆衛生学)は、カターニア大学の調査からみて、電子たばこはニコチン・パッチなどFDA公認の禁煙支援ツールと「少なくとも同程度」の効果がありそうだと述べる。
同教授によれば、臨床試験以外ではFDA公認の禁煙ツールを利用した場合でも12カ月後の禁煙率は10%前後だという。