【デブアン!】
~デブラウィルスをアンインストールして、やせる生活を楽しむ方法~
●第2章 まずは、ニコアンから
その8
(前回からの続き)
ニコアン「5つのステップ」は、以下のとおりです。
1・今までの常識を疑う
2・思い込みを解く
3・タバコを擬人化する
4・別れの儀式を行う
5・未練を断ち切る
2・思い込みを「解く」
タバコには、大きく3つの「思い込み」があります。
この3つの思い込みがあるから、いきなり「禁煙」しようとしては、挫折するのです。
その3つの思い込みとは、
① タバコは「嗜好品」である
② タバコを吸うと「ストレス」が解消される
③ タバコをやめると「禁断症状」で苦しむ
これらはいずれも「ウソ」です。
どこがウソか、分かりますか?
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タバコを吸っている人はもちろん、吸わない人でさえも、
これら3つの「間違い」を、正しいと思い込んでいます。
中には、禁煙外来の医師や看護師など、「プロ」であるはずの人たちでさえ、
間違った「常識」に囚われています。
そりゃ、タバコのやめられない医者や看護師がいるはずですよ。
私がやめさせましたけど。
では、これらの「思い込み」の、どこが間違っているのでしょうか?
それを全て詳しく書くと「ニコアン・セラピー」の本になってしまいますので、
ここではごく簡単に、要点だけ述べましょう。
① タバコは「嗜好品」である
ウソです。
タバコは嗜好品ではありません。
麻薬です。
だって、「やめたくても、やめられない」んですから。
麻薬に決まってるじゃないですか。
よく、テレビで芸能人が捕まっている、
大麻、マリファナ、覚醒剤、LSD、MDMA、アンナカ、危険ドラッグ。
あれと同じ仲間です。
だってそうでしょ?
自分の意志で、やめることができないんだから。
人から注意されたら、逆ギレして暴力をふるうんだから。
立派な「危険ドラッグ」なのです、タバコは。
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じゃあ、なんでそんな危険ドラッグが、大手を振って売られているのか?
それは、日本という「国」が売ってるからです。
売ってるのはJTですが、その親玉は財務省です。
財務省と言えば、消費税を上げたくて上げたくて仕方がない省庁です。
つまり、タバコというのは、財務省が国民から
「たばこ税」
を巻き上げるために売られている、麻薬なのです。
それをごまかすために「嗜好品」なんて言ってるだけですね。
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② タバコを吸うと「ストレス」が解消される
これもウソです。
実際には、タバコを吸っても、ストレス解消にはなりません。
むしろその逆で、タバコを吸えば吸うほど、ストレスが「増えます」。
実際に吸っている人なら、このことは薄々わかっているはずです。
でも、タバコをやめたくないから、
「ストレス解消だ!」
と、自分をごまかしてるだけですね。
たとえば「人間関係のストレス」で考えてみれば分かります。
ストレスの原因と言えば、人間関係です。
職場の人間関係、家庭の人間関係。
では、そこで生じた「ストレス」が、タバコを吸って解消しますか?
しませんよね。
それは単に、目の前のストレスから目を背けて、
「喫煙室」
に逃避した、ということですよね。
あるいは、ベランダに、玄関先に「逃げ出した」ということですよね。
そこで、タバコを一本吸って、気持ちを落ち着けて……
というか、ストレスに立ち向かう「勇気」を奮い起こして……
職場や家庭に戻ると、もっとすごいストレスが襲ってくる。
そうでしょう?
「根本」が解決できてないんですからね。
このように、タバコを吸ったからって、ストレスが「解消する」なんてことはありえません。
「ごまかす」だけです。
その結果、よけいなストレスが増えるだけなのです。
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ちなみにこれって、
「ストレス太り」
の人にも言えますよね。
ストレスがあるから食う?
食べてストレス解消?
するわけないでしょ。
余計に、
「ぜい肉」
というストレスが増えるだけです。
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③ タバコをやめると「禁断症状」で苦しむ
これは、半分がウソ、半分がホントです。
というのも、確かに「禁煙」すると、禁断症状で苦しみます。
しかし、ニコアンでタバコをやめれば、
「禁断症状? 何ですかそれ?」
ということになります。
これはつまり、
「認識の違い」
ということですね。
そもそも、医学的に見た場合、タバコに含まれる「ニコチン」が起こす禁断症状なんて
「屁」
みたいなものです。
ニコチンというのは、体から抜けるスピードが非常に早く、
1時間もすれば、半分以上が体から消えてしまうそうです。
つまり、禁断症状のピークなんか、せいぜい1時間なのです。
だから私は、
「タバコなんか、1時間でやめられます」
「電話1時間で、タバコをやめさせます」
と、堂々と言ってるんですよ。
その1時間の間に、禁断症状のピークなんか過ぎちゃうんですから。
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ところが、そうはいっても、
「やっぱりつらいよ」
「タバコが吸いたいよ」
という人がいるし、そういう気持ちになる。
それは、当然です。
私も、「禁煙」でタバコをやめようとしたときは、死んだ方がマシみたいな気になりました。
でも、それこそが「思い込み」なのです。
タバコをやめたくらいで、死んだ人間は一人もいません。
でも
「死んじゃう、死んじゃう」
「気が狂っちゃう」
と騒ぐ。
それはなぜでしょう?
それは、禁断症状ではありません。
単なる、
「未練」
それだけです。
タバコに対する「未練」。
忘れられない。
別れられない。
そういう、女々しくてウジウジした、ストーカーチックな
「未練」
があるからこそ、なのです。
この「未練」のことを、世の中では「禁断症状」と呼んでいるだけです。
しかし、「禁断症状」なんていうと、いかにも「病気」っぽいので、
ちょこっと喉が渇いたとか、ちょこっと体調が悪いくらいで、
「禁断症状だ!」
と、大騒ぎしてしまうのです。
これが分かれば、どうにでもなります。
「未練」なんて、病気じゃないんですから。
治す方法はいくらでもあります。
つまり、「禁断症状」ではなく、「未練」の解消に着目した点が、
「ニコアン」の本当の独自性なのです。
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以上見てきたように、タバコがやめられないのは、
こんな「思い込み」があるからなのです。
① タバコは「嗜好品」である
② タバコを吸うと「ストレス」が解消される
③ タバコをやめると「禁断症状」で苦しむ
これらが「ウソだ」と気づいた瞬間、
人は初めて心から、
タバコを「やめたい」と思います。
それまでは、
「体に悪いから、控えたい」
「一時的に、減らしたい」
なんてことを考えています。
だから「禁煙」なんていう、中途半端なことをしては、失敗するのです。
そうではなく、
「もう嫌だ」
「ウンザリだ」
「これで終わりにしたい」
と、心から思ったとき。
そのとき、
「ニコチン・アンインストール」
が始まるのです。
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では、いよいよ、
「やめるステップ」
に移りましょう。
(続く)
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