【デブアン！】
～デブラウィルスをアンインストールして、やせる生活を楽しむ方法～
●第２章 まずは、ニコアンから
その５
（前回からの続き）
たった１時間でタバコをやめる！
ニコアン（ニコチン・アンインストール）には、以下の３つの特徴があります。
１・言葉でやめる（クスリもグッズも使わない）
２・１時間でやめる（１時間でやめられなければ失敗）
３・二度と吸いたくならない（吸いたくなったら失敗）
この３つです。
今日は２つ目、
３・二度と吸いたくならない
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「禁煙」というのは、一生続く「欲求」との戦いです。
欲を禁じるのですから「禁欲」です。
一生、禁欲生活を貫こうというのですから、そりゃつらいわけです。
しかし「ニコアン」の場合は、一度「やめて」しまえば、それで終わりです。
もう、一生、二度と吸いたくなることはありません。
なぜなら「やめた」からです。
「我慢」ではないからです。
ニコチンを「アンインストール」してしまったのですから、
もうタバコを吸う「理由」そのものがありません。
だから当然、「吸いたい」と思う理由もないのです。
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よく「禁煙中」という人は、
飲み会で周りの人が吸ったりしていると、
「ついうっかり」
我慢できずに吸ってしまう、そうです。
そんなことも、あるんでしょうね。
なにしろ、24時間365日、
「タバコが吸いたい」
「いや、吸っちゃいけない」
と、我慢に我慢を重ね、自分をごまかしているのですから。
しかし、ニコアンしてしまえば最後、
目の前で吸われようとも、何の関係もありません。
完全に他人事です。
なぜなら「やめた」のですから。
むしろ、
「ああ、まだこの人たち、こんなもの吸ってるんだ」
「人それぞれとはいえ、可哀想だなあ」
と、同情する気持ちにさえなります。
それは、
「ああ、この人たち、いまだに下げパン履いてるんだ」
「いまだにヤマンバメイクなんだ」
「可哀想だなあ」
というくらい、可哀想です。
そして、
「しかし、他人のタバコの煙って、こんなにもくさかったのか」
と、改めて過去の自分を恥じることになるだけです。
間違っても、
「一本だけちょうだい」
なんてことには、なりません。
それはまるで、飲んだ勢いで、
「つい、下げパン履いちゃった」
「ヤマンバメイクしちゃった」
というくらい、あり得ないことです。
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さて、これが「やせる」になったら、どうでしょうか？
一度でも「デブアンする」と決めたら、それで「終わり」です。
その日を最後にもう二度と、
「背脂こってり豚骨ラーメンが食べたい」
「コーラ、ポテチ、あんパン、メンチカツ、パスタ、クッキー、カツ丼が食べたい」
なんて思う日は、訪れません。
私個人としてはもう一生、お店でラーメンやカツ丼を注文することは、ないでしょう。
とはいえ、もちろん「大人のつきあい」というものもありますから、
たとえば誰かから好意で誘っていただいたときなどは、状況に応じてつきあいます。
別に、一食くらい食ったところで、たいして太りゃしません。
その日一日、または次の日半日を、
「何も食べずに」
過ごせば済むだけの話です。
もっとも、そのときに「ダイエット」をしているのだとしたら、
そのラーメンの美味しさに負けて、そのまま「リバウンド」でしょう。
ダイエットにリバウンドはつきものです。
また、もしも災害に遭ったり、渋滞に巻き込まれたりして、
「ラーメン以外に食べるものがない」
となったりしたら？
もちろん、迷わず食べます。
命の方が大事だし、行動できる体力を残しておくことも大事ですから。
一部、
「たとえ飢え死にするとしても、炭水化物や糖質は絶対に食べない」
なんて人がいますが、それはもう「宗教」です。
それから、外で昼飯どきを迎えたはいいけれど、
自分が食べたいような食事を提供するお店がないときは？
そのときは、簡単です。
食べない。
そして、家に帰ったら食べる。
昼飯くらい食べなくたって、死んだ人はいませんから。
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デブアンすると、こうなるのです。
それは決して「ダイエット」とか「食事制限」とか、
「我慢」ではないのです。
「食べたくないから、食べない」
「要らないから、食べない」
「お腹が空いてないから、食べない」
というだけのことです。
とっても自然です。
そしてさらに、
「食べたいときに食べる」
「食べたいものを食べる」
「食べたいだけ食べる」
これも、自然にそうなります。
やせてる人は、みんなこう言いますよね。
「別に、何もしてませんよ」
「ただ、食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ食べてますよ」
その通りです。
でも、太らないのです。
やせるのです。
それは、
「食べても太らないときに」
「食べても太らないものを」
「食べても太らない程度に」
美味しく、楽しみながら食べているから。
それだけなのです。
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このように、とにかく一度でも
「ニコアン」
でタバコをやめてしまえば、その
簡単さ
ラクさ
快適さ
が、よく分かると思います。
そして、
「タバコだって、あんなに簡単にやめられたんだから」
「いま、こんなに気持ちいいんだから」
じゃあ、
「デブだって、やめられるはず」
と、思えるはずです。
いま、あなたが「タバコを吸ってるデブ」だったら、ちょうどいいです。
まずは「ニコアン」でタバコをやめたら、次は「デブアン」。
この順番で、楽しんでみてください。
そして、タバコを吸わない方にも。
ニコアンは「面白い！」と褒めていただいています。
まずは一度、読んでいただき、
「なんだ、タバコってそんなに簡単にやめられるんだ」
ということを知ってから、デブアンをお楽しみください。
（続く）
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